Excelデータの縞模様
Excelは大量のデータを取り扱うのに向いています。
場合によっては数千行や数万行にも及ぶデータを見かけることも。
大きなデータを見やすく扱うためによく用いられるのが「しましま」です。
この縞模様は、Excelの用語では「テーブル」と呼ばれます。
今回はテーブルをどのように作成するかを解説します。
しましまを作るには
Excelテーブルの作成方法
今回はこのような社員リストのデータを用意しました。
長いデータのため、縞模様があると見やすくなりそうです。
まずは表全体を選択します。
ドラッグで選択することもできますが、簡単なのは左上にカーソルを置いた状態から「Shiftキー」を押しながら右下を選択することです。
ここで「挿入」タブから「テーブル」グループの「テーブル」を選択します。
「テーブルの作成」ダイアログボックスが表示されます。
データ範囲を確認されるので、そのまま「OK」を選択します。
テーブルが自動的に作成されます。
青色と白色の「縞模様」が表現できました。
テーブルの操作
テーブルとして作成すると、操作がしやすくなります。
代表的なテーブルの機能が「フィルター」です。
フィルターによってある条件を満たす行のみ表示させることができます。
例えば、社員リストの中から「開発部」の方だけを表示させてみましょう。
「部署」の項目右端にある下三角マークからフィルターを開きます。
最初は「すべて選択」状態になっていますので、一度チェックを外して、「開発部」だけにチェックを入れます。
続けて「OK」を押します。
社員リストの中から「開発部」の方だけが表示されました。
フィルターは表示する数を絞っているだけで、データ自体は消えていません。
そのため、元に戻すことができます。
元に戻す場合は、「部署」の右端が下三角マークからフィルターマークに変わっていますので、そちらを選択します。
続けて「”部署”からフィルターをクリア」の項目を選択します。
データが元通りになりました。
Excelのテーブルを活用することで、大きなデータを簡単に管理することができます。
Check Point
Excelの「しましま」を作成する方法を解説しました。
- Excelの縞模様は「テーブル」と呼ばれる
- テーブルはデータを全選択して「挿入」から「テーブル」
- フィルター機能で表示件数を絞ることができる
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